「ジョジョの奇妙な冒険」の作品では、人間が引き出す
精神的エネルギーの事を便宜上「スタンド」と名づけて呼んでいます。
「スタンド」は目には見えない「精神的なエネルギー」を
絵画として(あるいは映像として)表現しています。
例えば、人間や動物の背後から、その者の精神がキャラクターのデザインとなって出現してくるもの。
そいつがパンチをくり出せば、物質が破壊されます。
あるいは、刀剣や銃などの武器に宿って出現します。
他にも、人形・カード・トランプ・船・錠前・文字など道具や日用品に宿っているものもいます。
こいつらは動き、攻撃したりしてきます。
小さくて、うじゃうじゃしているものもいます。
肉体の一部だけだったりもします。
そして、この「スタンド」を心で見ることのできる才能を「スタンド使い」と表現しています。
スタンドの10のルールが存在する。
第3部から登場する多くのスタンドには
以下のルールが存在するので、説明しよう。
1.スタンドは「スタンド使い」の意思で動き、動かされる。
スタンドは使い手の精神の一部なため、「スタンド使い」が操ることができます。
2.スタンドはスタンドでしか攻撃できない。
「スタンド使い」以外の一般人は見ることすらできません。
認識すらできませんので、当然触れることも叶いません。
3.スタンドが傷つけば、その「スタンド使いー本体」も体の同じ箇所に同じ傷(ダメージ)がつく。
4.「スタンド使い」が死ねば、その本人のスタンドも消滅する。
5.「スタンド」が消滅すれば、逆に「スタンド使い」も死ぬ。
6.スタンドのエネルギー・力の強さ――は、その距離に反比例する。
「本体」と「スタンド」の距離が近ければ近いほど、力は強く、正確性もスピードもあるが、
2つの距離が遠ければ遠いなるほど力は弱くなり、動きのスピードも遅く、大雑把な動きになっていく。
7.スタンド使いには「うまい」「ヘタ」がある。
8.スタンドは遺伝する
9.スタンドは1人につき「1能力」である。
10.スタンドは、その本人によっては、力として成長する場合もある。
以上が、スタンドの10のルールです。
ジョジョの奇妙な冒険の全シリーズで共通とも言える
スタンドのルールですので、知っておくとよりストーリーを楽しめます。