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ジョジョの奇妙な冒険がアニメ化され、ブルーレイディスクやDVDで異常な売り上げを記録しています。しかしジョジョの奇妙な冒険は昔から有名でありながらも一般人への認知度は低いものでした。ジョジョが一般向けではない理由とはなんだったのでしょうか?
ジョジョが幼年幼女向きではない5つの理由
一般人向けの作品には必ずノウハウがあります。それらの作品は何に気をつけて作られているのでしょうか。それではジョジョの奇妙な冒険が一般向けではない理由について説明していきます。
①絵が古風
ジョジョが一般向けではない理由は間違いなく絵にあります。
良いか悪いかは別にしてキャラクターの絵が男臭いです。
少年誌特有の主人公のかっこよさ、ヒロインの可愛さが
ジョジョにはまったくないです。
ジョジョ特有の男臭いキャラクターデザイン、
特徴が強すぎる設定は一般向けな作品にはならないのです。
そもそも一般向けになりやすい作品とは
主人公が強くてかっこいい、
ヒロインは美人でか弱いというパターンなのです。
ジョジョは真逆で一部のファンに強い支持を受ける作品に仕上がっています。
②設定が濃い
設定が濃すぎると大衆向けの作品にするのは難しいです。
そもそも大衆向けの作品とはストーリーが単純です。
人助けをするにしても難しい設定はなく、
強くて単純な主人公が困っている人を救います。
女・子どもに受け入れやすい作品とは
何も考えずに見ることができる作品です。
ジョジョにはそのポイントが欠けています。
③構成
ジョジョはシリーズ作品です。
第1部から第8部まで発売されている漫画です。
第1部から第8部までそれぞれ主人公の世代が違います。
こういった主人公が毎回変更される作品はほとんど存在しないです。
大抵の作品は主人公の一生を描くものです。
しかしジョジョは違います。
ジョジョが描くのは家系です。
家系の歴史をジョジョは描いているのです。
そんな漫画滅多に存在しないです。
滅多に存在しないからこそ一般向けではないのです。
④ハーレムものではない
ジョジョは女性キャラが極端に少ないです。
女性キャラが登場しても基本戦士としての登場になります。
もちろん家系を絶やさないためのキャラとしてヒロインが必ず一人登場しますが、
ジョジョのヒロインが女性としてストーリーに深く関わることはないです。
そのため女性キャラクターに女性としての魅力が一切ないのです。
ジョジョの女性キャラクターにあるのは母親としての
逞しさと冒険者としての強さです。
ハーレムものではなく男臭い冒険物なのです。
⑤登場人物がまともである
ジョジョの登場人物は一般的な知性を持っています。
少年漫画と言えば子どもが主人公だったり
非常識な考えを持つ男が大抵は主人公です。
しかしジョジョの主人公はそれらに比べるとものすごい常識があります。
少年漫画の主人公とは思えないほど紳士だったり、
やんちゃだけど最低限の知性と教養を持っています。
少年漫画の主人公としては常識があるというだけで驚くべきことです。
普通はとんでもない思考の持ち主で行動も異常なのです。
いかがだったでしょうか?
このようなことからジョジョが一般向けの作品ではないことがわかりました。
ですが一般向けであるかないかはさほど重要なことではありません。
要は面白いかどうかです。
それだけが全てです。
面白ければ他のことはどうでもいいのです。